西日本鉄道

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西日本鉄道株式会社(にしにっぽんてつどう、: Nishi-Nippon Railroad Co., Ltd.[2]NNR)は、福岡県を基盤に鉄道路線バスなどの運営を行う会社である。本社所在地は福岡県福岡市博多区に所在する博多センタービル。日本の大手私鉄の一つである。公共交通機関の経営以外にも幅広い事業を展開し(「国際物流事業」」「その他の自社直営事業」参照)、西鉄グループの中心となる会社でもある。一般的には西鉄(にしてつ、Nishitetsu)として知られている。

なお、西日本旅客鉄道(JR西日本)との関連はない[注 1]

福岡県内で天神大牟田線太宰府線甘木線貝塚線(旧・宮地岳線)の4つの鉄道路線、および路線バス高速バスなどを運営するほか、国際貨物(輸出入)、不動産業、レジャーサービス業なども行っている。福岡県内に留まらず日本全国、さらには海外でも事業を行っている。鉄道事業の通称は西鉄電車(にしてつでんしゃ)、バス事業の通称は西鉄バス(にしてつバス)である。バス事業は日本最大規模である。鉄道事業の規模も民鉄業界の中でも比較的大きく、首都圏中京圏京阪神圏三大都市圏以外の鉄道会社としては唯一大手私鉄の中に含まれる。日本の大手私鉄の中では唯一本州以外で鉄道事業を展開しており、営業エリアが最も西に位置している。

1908年創業の九州電気軌道が前身[3] で、2018年に110周年を迎えた(傍系の博多湾鉄道汽船1900年創業)。かつては福岡市内線北九州線などといった路面電車も有していた[3] が、(事実上の)全面廃止を受けて、都市間高速電車として発展を続けていた大牟田線(現・天神大牟田線)にその中心がシフトした。現在は同路線が鉄道・バス部門における大動脈を担っており、利益捻出の柱ともなっている。

グループ全体でのコーポレート・スローガンは「まちに、夢を描こう。(英語版:Connecting your dreams)」(2014年9月22日から[4])。

西日本鉄道は、1908年明治41年)に設立され、1911年(明治44年)に開業した九州電気軌道(九軌)が前身である[3]。これに先立つ1902年(明治35年)には太宰府馬車鉄道(後に九州鉄道に合併)が二日市 - 太宰府間に馬車鉄道を開業している。1910年(明治43年)には福岡市内で福博電気軌道が、翌1911年には博多電気軌道が路面電車の運行を開始[3]。両社は後にそれぞれ東邦電力九州水力電気に吸収されるが、1934年昭和9年)に福博電車が双方の軌道事業を引き継いだ[3]。一方、1924年大正13年)には九州鉄道(九鉄、国有化された1887年設立の九州鉄道とは別)が福岡駅 - 久留米駅間で高速電車を開業(現・天神大牟田線)し[3]、その約1か月後に博多湾鉄道汽船(湾鉄)が新博多駅(後の千鳥橋駅) - 和白駅間で現在の貝塚線にあたる路線を開業している。

1942年(昭和17年)には陸上交通事業調整法に対応するため、九州電気軌道、福博電車、九州鉄道、博多湾鉄道汽船、筑前参宮鉄道の5社が合併し、西日本鉄道が発足した[3]登記上は九州電気軌道(本社は小倉市砂津、現在の北九州市小倉北区)による他4社の吸収合併で、合併成立3日後の1942年9月22日に現社名に改称している[3]。当時は太平洋戦争下であり、小倉地区への戦災を恐れて、西鉄発足と同時に本社を福岡市西新に移転し、旧九州電気軌道本社は「北九州営業局」となった。「西日本鉄道」の社名は、5社合併時の博多湾鉄道汽船社長であった太田清蔵により命名されたものである。

西鉄では創立年を自社の直接の母体会社である九州電気軌道が設立された1908年としているが、創立記念日は5社合併後、現社名に改称した9月22日としている。

コーポレートシンボルは1997年のVI導入時に制定された。グラフィックデザイナーの原田進が制作を担当している。

意匠は社名の「Nishitetsu」と方向舵に見立ててNの上下に配置された2つのフィンで構成されている。フィンは人・物・情報・文化の「出逢いの場を提供する事業」「移動を支えるネットワーク事業」という会社が目指す2要素を表し、事業展開を通して会社が躍動感と力強さをもって発展していくことを表現している[56]

なお、もっぱら「Nishitetsu Group」のロゴが使われているのが殆どで、「Group」が入っていないオリジナルのロゴは西日本鉄道(本体)と本体直系の西鉄バス北九州だけが使用している[注 3]。西鉄グループであっても株式会社ニモカなどのように「Nishitetsu Group」ロゴを一切使用していない企業もある。

これの派生として、国際物流事業専用で後述の「NNR」ロゴや、一番先頭の「N」のみで表現したものもあり、後者は乗務員制帽や、西鉄グループ関連のホームページにおける殆どのファビコンで使用されている。

社紋は1942年9月22日に制定された。西日本鉄道の「西」を車輪状に図案化し、3本のスポークが「株主の投資」「従業員の努力」「乗客の愛顧」を表していた[5]。コーポレートシンボル制定後はあまり使われなくなったが、現在もシンボル導入以前の一部バス停や電車・バスの復刻塗装などに使用されている。

コーポレートシンボル

「NNR」ロゴ

社紋

西鉄の鉄道路線は、軌間および歴史的経緯(前身会社)の違いから大牟田線系統と貝塚線系統に大別される。大牟田線系統は、軌間が1,435mmで天神大牟田線太宰府線甘木線の3路線から構成される。貝塚線系統は軌間が1,067mmの貝塚線のみで構成され、他の西鉄路線から孤立した状態である[注 4]

大牟田線系統の本線格にあたる路線である天神大牟田線は、九州一の繁華街である天神に直通しており、料金不要の特急・急行列車が多数行き交っている。また、天神大牟田線は福岡市中心部から福岡県南部にかけて九州旅客鉄道(JR九州)の鹿児島本線と並走しており、一部競合関係にある。

一方で、貝塚線は都心のターミナル駅を持たないが、貝塚駅で福岡市地下鉄箱崎線と乗り換えることで都心部への結節を果たしている。貝塚線の地下鉄相互直通運転の構想はあるものの実現は難航している。

路線は全て福岡県内にあり[注 5]、他県に乗り入れていない(JR鹿児島本線とは異なり西鉄天神大牟田線は筑紫野市から久留米市の途中で佐賀県を経由しない)。また、複線および単線区間はあるが複々線区間は存在しない[注 6]

路線のほとんどが福岡平野筑紫平野上の平坦な地形にあり、地下線も地下駅もないため[注 7]、日本の大手私鉄で唯一、自社路線にトンネルが全くない。廃止路線も含めると北九州線にトンネルが1か所存在していたが、このトンネルは併用軌道区間にあり、同線廃止後も道路トンネルとして現存している。

かつては北九州市内に北九州線福岡市内に福岡市内線大牟田市内に大牟田市内線という軌道線(路面電車)も有していた。収入は軌道線が鉄道線を上回っていたが、高速都市間電車として成長する大牟田線と対照的に利益面では悪化をたどった。自動車流入量の増加や福岡市営地下鉄北九州モノレールなど代替輸送機関の整備に伴い全廃されている[注 8]

かつては北九州線が筑豊電気鉄道線への乗り入れ[注 9]1956年の筑豊電気鉄道開業時から北九州線が廃止される2000年まで行っていた。北九州線廃止によって他社局線との直通運転がなくなった西鉄は、2019年11月30日より相模鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)との相互直通運転を開始したことに伴い、大手私鉄で唯一、他社局線との直通運転を行っていない事業者となった[注 10]

なお、三大都市圏以外で唯一の大手私鉄であることから、2020年3月31日時点では、鉄軌道営業収益は22,167(百万円)、旅客輸送人員106,148千人、1日1キロ平均旅客輸送人員(輸送密度)40,538人、旅客用車両は311 両と、大手私鉄16社の中で最も少ない数字となっている[57]。ただし、阪神電気鉄道新線を開業した2009年度以前は、同社より保有車両数は上回っていた[58]。また、2013年度以前は名古屋鉄道より輸送密度は上回っていた[59]

近年、西鉄では鉄道事業の活性化施策としてパークアンドライドを推進している[注 11]。現有路線はその大半が平坦な地形であり、駅までのアクセス手段として路線バスよりもマイカーやバイク、自転車などを用いることが便利な環境にある。これらは広大な筑紫平野では特に顕著であり、沿線の民間経営の駐車場も含めると相当数に上る。駅ロータリーが存在する駅ではキスアンドライドも通勤通学時間帯を中心に多い。西鉄では限られた社有地の範囲内で今後もパークアンドライドを推進したいとしている[注 12]

西鉄のダイヤグラム編成上の特徴として、旅客への列車案内時刻が他の鉄道会社と異なり「終着駅では単位を切り上げとなっている」点がある(例:ダイヤグラムの到着時刻が10時30分15秒なら、時刻表の到着時刻は10時31分と表示)。途中駅では他社と同様に秒単位を切り捨てた形で案内している。また、天神大牟田線・太宰府線の主要駅では一般利用客向けにダイヤグラムを1部200円で配布している。この一般利用客向けダイヤグラムには甘木線は掲載されていなかったが、2021年3月13日のダイヤ改正からは掲載されている。ただし、貝塚線は従来どおりダイヤグラムの掲載はない。2016年3月末時点の旅客輸送人キロは1,561百万人キロ[60]、列車の最大連結両数は7両となっている[注 13]。これは大手私鉄の中では最も短い[注 14]

以下の合計106.1kmの路線を営業しており、これは日本の大手私鉄16社の中では第9位、九州の私鉄としては肥薩おれんじ鉄道に次ぐ第2位の路線規模となっている。

路線名左の英字は駅ナンバリングに使われる路線記号

北九州線のうち、黒崎駅前 - 熊西間は、2000年の軌道法による軌道線としての北九州線全廃後も、この区間に乗り入れていた子会社の筑豊電気鉄道鉄道事業法による第二種鉄道事業者となり、西鉄が第三種鉄道事業者として線路を保有していたが、2015年にこの第三種鉄道事業を筑豊電気鉄道へ吸収分割したため[22]、西鉄の保有路線ではなくなっている。

いずれも国による戦時買収

西鉄の車両は鉄道線向けに日本初のモノコック構造や高速連接車、前面展望式車両、私鉄初の中間電動車といった日本の鉄道車両史に残る先進的な技術を導入してきた。

2019年令和元年)3月31日時点で311両(天神大牟田線用295両、貝塚線用16両)の旅客用車両を保有している[62]。かつては気動車蒸気機関車電気機関車客車貨車も保有していたが、貨物輸送廃止や路線の国有化・廃止などにより、保有車両は1978年以降電車に統一されている。

大牟田線系統で運用を離脱した車両は一部が貝塚線に転用されているが、前述の通り軌間が異なるため、転用に際しては軌間が同じ1,067mmの西武鉄道および東急電鉄の中古台車に履き替えた上で転用されている。現在、貝塚線に在籍する全車両が大牟田線系統からの転用車両である。

西鉄の車両の形式は京成電鉄小田急電鉄名古屋市営地下鉄などと同様に「…系」ではなく「…形」と表記するが、西鉄での読み方は「けい」である(例:3000形→3000けい)[要出典]。この読み方は西鉄以外では遠州鉄道など一部の鉄道会社で見られる特徴的な読み方である。また、旅客用車両の形式記号は名古屋鉄道近畿日本鉄道などと同様に等級を表す「ハ」を付けずに「ク」(Tc車)、「モ」(MおよびMc車)、「サ」(T車)と呼ぶ。

鉄道線の車体寸法は13m級から19m級が混在する不統一な状態が1970年代まで長く続き、18m以上のロングシート大型車でも構造や出自の相違から2扉と3扉が混在した。標準最大長は600形(2代目)以降19.5mと長めに取っている反面、車体幅は7000形・7050形まで2,670mmの細長い車体が特徴であった。性能面では、標準軌間を利して同じく600形から強力モーターを搭載したM・T同数の経済的な編成を基本としている。

電動車の制御方式は抵抗制御および可変電圧可変周波数制御VVVFインバータ制御)となっている。特急用である8000形の設計においては、従来の抵抗制御に代わる省エネルギーな制御方式としてチョッパ制御界磁添加励磁制御などの導入も検討されたが、回生ブレーキの使用効果が薄いことなどから見送られたため、これらの制御方式の車両は存在していない[注 15]。このため、新製車の制御方式は1990年代前期まで抵抗制御を継続し、1995年の6050形で一足飛びにVVVFインバータ制御に移行している。制御装置は長らく三菱電機製(313形の一部は日立製作所製)を使用していたが、7000形以降は東芝製を採用している。

アルミ・ステンレスといった軽量合金車体の導入には消極的で、2007年の3000形の登場まで1両も存在しておらず、これは大手私鉄の中でも最も遅かった。

車両メーカーは軌道線では系列下の九州車輌(現在は解散)ほか複数社のものが採用されていたが、鉄道線では1962年の600形以降、川崎車輌および後身の川崎車両(旧・川崎重工業車両カンパニー)に統一されている。本州にあるメーカー工場(川崎車両兵庫工場)からの新造車両の搬入は、かつては大牟田まで国鉄線を甲種輸送して行っていたが、現在ではカーフェリートレーラーごと積み込んで門司港まで海上輸送し、門司港から車両基地までそのまま陸送する形が取られている。

列車無線アンテナは、全車両上り側(ただし貝塚線は下り側)[注 16] 先頭車両の運転席屋根に設置されている。

福岡天神方面にのみ取り付けられている西鉄電車の列車無線アンテナ(写真内赤丸の箇所)。写真の車両は5000形

※全車が廃車にはなっていないが、当該路線から完全撤退した形式も含む。

200形

300形

313形

700形

1000形

2000形

8000形

大人普通旅客運賃(小児および障害者手帳所持者[注 17]は半額・10円未満切り上げ)。2021年3月6日改定[48]で、天神大牟田線(大宰府線・甘木線含む)系統と貝塚線が同額になった。天神大牟田線系統と貝塚線のキロ程や運賃額の通算は行わない。

以下の場合を除いて途中下車ができる。

ただし、自動改札機を通ると切符が回収されてしまうため、途中下車の場合は有人通路を通って駅係員から下車印の押印を受ける必要がある。無人駅で途中下車する場合は、運転士または車掌に申し出る。

その他の割引乗車券

西日本鉄道は福岡都市圏でバス事業を展開しており、エリア内では最大の事業者として運行している。2011年(平成23年)3月31日時点の保有バス車両は1,899台である(子会社保有車両、および他社への賃貸車両を除く)[73]。1980年代には3,500台以上を保有していた日本最大のバス事業会社であったが、1990年代以降はバス事業の縮小や分社化が進み保有台数が大幅に減少している。

以前は使用する車体の殆どが傘下の西日本車体工業(西工)で設計製作されていたため外観はほぼ同一だが、エンジンおよびシャーシは国内各メーカーのものを使用していたため、バス番号の最上桁でエンジンやシャシーのメーカーを区別していた。この伝統は西日本車体工業が2010年10月に解散して各メーカーから納車されるようになった現在も続いている。

2009年度の営業損益を見てみると、鉄道事業が3,782百万円の営業黒字に対して、バス事業は2,700百万円の営業赤字(単体ベース)となっており[74]、厳しい経営状況が続いている。経営改善の一環として、他の大手私鉄同様にバス事業の分社化を進めてきたが、本体での運営が残っているのは大手私鉄で唯一となっている。

以下に示すのは現在、西鉄本社が福岡都市圏において直接展開するバス事業についてであり、北九州都市圏など他の地域で西鉄バスと呼ばれているものは西鉄グループの分離子会社によって運行されている。福岡都市圏以外の分離子会社も含めた内容については「西鉄バス」を参照。

営業所名の右の( )内は営業所表記(○の中に漢字/平仮名1、2文字の営業所略称を表示)。

※子会社および管理委託されている(子会社所属の運転士が乗務する)路線のみ運行の市町村は除く

自動車事業本部管内(福岡市内とその周辺)で135系統の路線バスを設定している(2004年11月時点。同区間でも急行・快速・特別快速と普通は別系統としている場合がある。また、行先番号が同じでも路線名が異なることがあり、反対に路線名が同じでも経由地の違いにより行先番号が異なる場合もある)。

現在は種別として、普通・快速・急行・特別快速(特快)・特急・直行などが存在している。快速運転を行う区間も全区間から停留所2つ程度まで幅広い。また、直行は必ずしも終着停留所までノンストップというわけではなく、福岡タワー方面には経路上の各停留所に停車する系統も運行されていた(後に番号変更によって消滅)。

設定系統が複雑であることから、直轄営業所の路線では、方面により行先番号のほかに行き先の方面を表す色が設定されている。ただし、深夜バスはいずれの路線も黄色表示で運行される(行先表示機が方向幕だった時代には行先番号を表示しないものもあった)。

(注)行先番号は一例

この項では臨時便扱いなど一部を除く西日本鉄道直営の路線を掲載する。

西鉄バスの路線分類には様々な見方がある。例えば、路線図では別々の路線として扱われている野方(城南)博多駅線と九大(都市高速)博多駅線は、実際の運用では「野方(都市高速)博多駅線」という同一路線として運行されている。本稿はあくまで参考とされたい。

カッコ内は主な系統のうち、原則として毎日、終日運行されている区間。

直轄営業所の路線のうち、利用者が多い・同一経路を走行する行先番号が多い路線においては、運行途中に行先番号を変更している。下表以外にも行先番号を変更する路線は多数あるが、ここでは都心部を運行する路線に限り記載する。その他の路線については各営業所の記事を参照いただきたい。

なお、下表の順路を逆方向に運転する場合や、下表の終着地より遠方に運行する場合、経路が一部異なる場合などは、従来の番号で運行する(6番、39番など)。ただし、305番については西行き・東行き双方で番号統一を行っている。

なお、下表において下線区間以降で経路・行先が重複する場合は番号変更を行わない。

大名二丁目→天神→呉服町→県庁前→吉塚駅前→吉塚営業所
大名二丁目→天神→呉服町→県庁前→九大病院
→渡辺通一丁目→天神→呉服町→県庁前→吉塚駅前→吉塚営業所
→渡辺通一丁目→天神→呉服町→県庁前→箱崎三丁目
→警固一丁目→天神→呉服町→県庁前→吉塚駅前→吉塚営業所

大名二丁目/12・13・51・52・140(西鉄グランドホテル前/快速12・快速13)
大名二丁目/51
天神高速バスターミナル前/54・54-1・59
天神高速バスターミナル前/54・54-1・59・61・快速161
天神高速バスターミナル前/7

→渡辺通一丁目→天神→那の津四丁目
→警固一丁目→天神→那の津四丁目

清水町/W3・61・快速161(那の川/55)
天神高速バスターミナル前/7・14・204・205・206・208

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→PayPayドーム前→福岡タワー(TNC放送会館)
→警固一丁目→天神→《都市高速》→PayPayドーム前→福岡タワー(TNC放送会館)

清水町/W1・快速151・快速152(渡辺通一丁目/305)
天神高速バスターミナル前/200(荒江四角/201)・快速200・204

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→PayPayドーム前→福岡タワー南口→藤崎
→警固一丁目→天神→《都市高速》→PayPayドーム前→福岡タワー南口→藤崎

渡辺通一丁目/W1・305
天神高速バスターミナル前/200(荒江四角/204)

博多駅→呉服町→《都市高速》→PayPayドーム前→福岡タワー南口→藤崎→歯科大病院
博多駅→呉服町→《都市高速》→PayPayドーム前→福岡タワー南口→藤崎→四箇田団地→金武営業所

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー(TNC放送会館)
→警固一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー(TNC放送会館)

渡辺通一丁目/W2・307(博多駅/44)
天神高速バスターミナル前/201

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー南口→藤崎
→警固一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー南口→藤崎
→法務局前→天神→《都市高速》→福岡タワー南口→藤崎

渡辺通一丁目/W2・307
天神高速バスターミナル前/201
天神北/快速2-1

西日本鉄道の2014年度事業計画[76] では、施策として「路線バスの乗り継ぎ促進による路線再編」を挙げている。以下に、2013年11月以降の事例を述べる。いずれも郊外と都心を直通する路線の途中に乗り継ぎ拠点を設けて路線を分断することで、郊外方面へは定時性の向上、都心方面へは運行本数・間隔の適正化を図るものであり、乗り継ぎ拠点でnimocaを利用してバスを乗り継いだ場合はnimocaのセンターポイントを100pt付与するサービスを実施している。

2004年10月1日より、既に一部の高速バスで実験を開始していたGPSによるバス位置情報提供システムを「バスロケーションシステム」として福岡都市圏8路線の路線バスに試験導入し、2005年4月1日から「にしてつバスナビ」として福岡都市圏全域に拡大開始し、2006年4月1日までに福岡都市圏全域が対象路線となった。このシステムでは、バスの現在位置や遅れ時間、到着予定時刻といった情報がパソコンや携帯電話と通じてリアルタイムに乗客に提供される。さらに同年11月からは福岡地区のほぼ全てのバス停[注 20]QRコードステッカーを貼付したので、携帯電話での利用がさらに簡便になった。同時にパソコン向けに提供されている時刻表のうちバス停や駅の発車時刻表がPDF形式でも提供開始され、閲覧・印刷時の効率化が行われた。

さらに2008年11月からはテレビ西日本との共同開発による、地上デジタル放送データ放送を使ったバスロケーションサービス(愛称「バスナビTV」)を開始した。一部のバス停には、テレビ画面形式のバス案内表示板があり、パソコンや携帯電話と同じ形式で表示される。

運賃は基本的に区間制と距離制を地域事情に応じて併用している。一般路線の初乗りは大人170円だが、福岡・北九州地区の特殊区間制運賃が適用されている区間では大人190円である。しかし、西鉄バス北九州管轄の北九州都市圏においては特殊区間制運賃適用区間が広範囲にわたっているのに対し、福岡都市圏では天神・博多駅周辺など北九州よりも比較的狭い範囲にとどまっている。整理券方式で、運賃は降車時に精算する。

なお、原油価格高騰による燃料費等コスト上昇のため、2008年4月1日から次の施策が実施された。バス運賃値上げは9年ぶりである。

上記以外の路線の運賃は据え置き。

西鉄の国際物流(フォワーダー)事業は国際物流事業本部が行っている。通称名はにしてつ(英:NNR Global Logistics)としている。

同本部は福岡県内ではなく東京都中央区日本橋3丁目2番5号にある毎日日本橋ビルに置かれている。また、海外には現地法人17社や駐在事務所6か所を持ち、アジア北米欧州を中心に拠点を置いている。日本国外では「NNR」で通っているため「Nishitetsu」ロゴは使用せず、「NNR」の専用ロゴを使用している。買収した他社で、「NNR」を冠する社名変更を行った例もある[36]

鉄道会社(大手私鉄)の貨物事業部門としては規模が大きく(鉄道系では近鉄エクスプレス阪急阪神エクスプレスもフォワーダー事業大手だが、近鉄グループホールディングス阪急阪神ホールディングスのグループ会社であり、その傘下の鉄道会社である近畿日本鉄道阪急電鉄阪神電気鉄道の直営ではない)、2006年度は鉄道・流通・バスの各事業を抑えて同社の最多売上高部門となっている。このため、西鉄自体が貨物利用運送事業法に基づく外資規制(外国人株主が3分の1以下となる規制)の対象となる。

1948年にパンアメリカン航空と代理店契約を結び航空営業所として設置され、1951年に航空輸送部、1978年に航空貨物事業部に改称した。1957年には西鉄・阪神近鉄の共同出資でフォワーダー(混載会社)「ジャパン・エアカーゴ・コンソリデーターズ」(JAC)を設立したが、1983年にはJACが解散し、西鉄による単独混載事業を開始している。1985年には航空貨物のほか、海上貨物の取扱いも開始し、NVOCC事業を展開している。利用航空運送事業者(エア・フレイト・フォワーダー)としては日本通運近鉄エクスプレス郵船ロジスティクス阪急阪神エクスプレスに次ぐ5位と国内屈指の事業規模である。

2008年7月1日より従来の航空貨物事業部から国際物流事業本部と改称し、日本国内の対外向けとして使用してきた「西鉄航空」の名称も「にしてつ」に改められた。

その他以下の事業を直営で行っている。あるいは行っていた。グループ企業が行っている事業については「西鉄グループ」を参照。

博多湾鉄道汽船から引き継いだ遊園地植物園かしいかえん」を運営していたが2021年12月30日限りで閉園した。また、九州電気軌道時代からの直営であった到津(いとうづ)遊園を運営していたが、2000年に閉園し、北九州市に引き継がれて到津の森公園となった。

子会社の運営する施設として、太宰府天満宮との共同出資で設立された太宰府園が運営するだざいふ遊園地や、海の中道海洋生態科学館が運営するマリンワールド海の中道がある。

九州地区や東南アジアでビルや商業施設、ホテル、集合住宅などを開発している。2020年4月1日付の組織改正で、都市開発事業本部から天神地区開発を担当する本部を、住宅事業本部から海外事業開発部を独立させることを公表している[81]

九州電気軌道の子会社九州土地興業の後身である西鉄地所(1971年に西鉄へ吸収)は小倉市(現・北九州市)の海面埋立事業を行い、西鉄の発足後もしばらくの間、沿線の宅地開発を西鉄不動産と西鉄地所の両社が西鉄を代理する形で行っている。

2013年より、縁線(えんせん)プロジェクトとして展開[90]

「いえすい」として飲料水宅配サービス事業を事業創造部が運営[91]

「西鉄」の名前を日本全国に広めたのはプロ野球とも言える。西鉄は1943年に球団買収で西鉄軍を発足させ、日本野球連盟に参加したが、この年限りで解散している。

戦後、西鉄はプロ野球復帰を望んだが、西鉄軍は連盟に解散届を提出していたために復帰を認められなかった。そこで西鉄はアマチュア社会人野球チームを結成。1948年の第19回都市対抗野球大会では優勝を収める。社内ではこのチームを基に再びプロ野球に参戦しようという機運が盛り上がっていた。

日本野球連盟が2リーグ制へ分裂した1949年11月26日、西鉄は社会人野球チームを発展させる形で西鉄クリッパースを創設[92]1950年1月28日運営会社西鉄野球株式会社を設立し、パシフィック・リーグの一員として参加した。1951年には同じ福岡市(平和台球場)を本拠地としていたセントラル・リーグ西日本パイレーツを統合して西鉄ライオンズと改称し、以後1972年まで所有した。ライオンズは1956年 - 1958年日本シリーズ3連覇を含めて5度のリーグ優勝に輝いたが、1969年に発覚した黒い霧事件で戦力・人気両面で致命的なダメージを受け、福岡市内線廃止問題も浮上したことで西鉄は1972年シーズン後に中村長芳に球団を売却する。チーム名は太平洋クラブをスポンサーとして太平洋クラブライオンズとなる。その後クラウンライターライオンズを経て1978年10月に国土計画へ売却され西武ライオンズとなり、本拠地は埼玉県所沢市に移転した。なお、西鉄野球として設立された運営会社は福岡野球株式会社株式会社西武ライオンズ商号変更を繰り返しながらも現在まで存続している。

埼玉西武ライオンズはかつては西鉄を含めた福岡時代の成績や記録を自らの歴代記録に含んでこなかった。一例として、毎年発行されるファンブックに掲載される年表では、長年にわたり1978年の買収を球団発足とする記述がなされていた。ところが、堤義明をはじめとした西武グループ創業家一族の失脚によるグループ再編を受け、2008年1月末から球団公式サイト内の年表では福岡時代についても記述するようになっただけでなく、同年は西鉄創業100周年事業と西武球団としての30周年事業とが重なったこともあり、「ライオンズ・クラシック」と題して西鉄時代のユニフォームを復刻して試合で着用するイベントを行った。これに合わせて球団公式サイトでは福岡時代の歴史を大きく取り上げる[93] など、これまでの姿勢を大きく転換した。このイベントには西鉄も後援企業として参加したほか、地元福岡では福岡三越とともに「よみがえる西鉄ライオンズ」と題した記念イベントを開催[94]し、独自の記念グッズも販売した。その後、西鉄の他に福岡野球が経営していたころや、戦前の西鉄軍の前身で、奇しくも西武の源流企業(現在の西武新宿線の前身)が経営に関与していた東京セネタースについても取り上げた企画を行っている。

現在はかつてのライバル球団・南海ホークスの後身である福岡ソフトバンクホークスを地元企業として後援し、2017年から同球団に復帰した川﨑宗則選手(アメリカ在住時はメジャーリーグシカゴ・カブス」所属)を西鉄電車イメージキャラクターに起用していた。川﨑は西鉄のCMやポスター(電車が主だが、同社の別事業にも一部出演)に出演し、西鉄福岡(天神)駅の一日駅長を務めたこともある。

※前身会社の関係人物を含む。

代数は九軌より数える。カッコ内は在任期間[95]

西鉄では以前に大分県への近鉄グループの進出を巡り、一時期近畿日本鉄道と対立していたことがあったが、現在は小康状態となっている。

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2019年3月まで本社が入居していた福岡ビル(解体済)
110周年記念ラッピング電車
路線図(クリックで拡大)
回数券の例
上がパルチケット6、下が普通回数券
夜行高速バス(はかた号)
夜行高速バス(ムーンライト号)
昼行高速バス(桜島号)
昼行高速バス(フェニックス号)
一般路線バス(新塗装)
一般路線バス(1975年採用の旧塗装)
一般路線バス(1950年代から1975年までの塗装、創立110周年記念復刻車)