弘前市

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弘前市位置図

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弘前市(ひろさきし)は、青森県西部にあるである。日本で最初に市制を施行した都市の一つ。弘前藩城下町として発展し、現在も津軽地方の中心都市として、周辺自治体に広がる人口約30万人(2010年)の弘前都市圏を形成している。青森県唯一の国立大学である弘前大学が設置されている。

人口では青森市八戸市に次ぐ県内3番目の都市。江戸時代は城下町として栄えた。明治になると陸軍第八師団が駐屯する軍都および旧制弘前高校が所在する学都としての性格を帯びるようになった。第二次世界大戦後、第八師団は解散。陸上自衛隊弘前駐屯地は所在するものの軍都としての機能は大きく減じた。一方、新制大学として弘前大学が開設され、私立大学も複数所在し(弘前学院大学など)、現在も学園都市としての性格を保ち続けている。また、計量特定市に指定されている。

金木町出身の太宰治は、弘前市に3年間を過ごしたが、弘前は義太夫が盛んな街ではあるが、「芸者たちから、兄さんうまいわね、と言はれたいばかりの端唄稽古、または、自分の粋人振りを政策やら商策やらの武器として用ゐてゐる抜け目のない人さへあるらしく、つまらない芸事に何といふ事もなく馬鹿な大汗をかいて勉強致してゐるこの様な可憐な旦那は、弘前市の方に多く見かけられるやうに思はれる。(中略)弘前の人には、そのやうな、ほんものの馬鹿意地があつて、負けても負けても強者にお辞儀をする事を知らず、自矜の孤高を固守して世のもの笑ひになるといふ傾向があるやうだ」と弘前の人の性質を書き記している[1]

弘前市は、りんごの生産量が全国一で約25%を占め[2]、りんごにこだわる街づくりを目指している。「りんご色のまちHIROSAKI」をキャッチフレーズとしているほか、アップルパイの名物化をめざしてコンテストの開催や名店マップ作成などに取り組んでいる[2]。また、弘前公園で開催される弘前さくらまつり弘前城も全国的に知られており、「お城とさくらとりんごのまち」のフレーズは古くから使われている(市の木として「りんご」、市の花として「さくら」を選定している)。

8月には、国の重要無形民俗文化財に指定されている「弘前ねぷたまつり」が開催される[注 1]。例年100万人以上の人出があり、弘前市を代表する夏祭りとなっている。

青森県の中では夏の最高気温が高く、時には猛暑日を記録する事もあるが、朝晩は青森市などの沿岸部より涼しく熱帯夜は1999年以来記録していない。

最高気温極値:37.0(1978年8月3日)

最低気温極値:-16.2℃(1978年2月17日)

最深積雪記録:153 cm(2013年2月25日)

日降水量:277mm(1977年8月5日)

猛暑日最多日数:4日(1989年)

真夏日最多日数:41日(1994年)

冬日最多日数:138日(1984年)

津軽氏が治める弘前藩城下町として栄えた。

2018年平成30年)4月8日 最終投票率:53.40%

2014年(平成26年)4月13日 最終投票率:38.35%

2010年(平成22年)4月11日 最終投票率:58.06%

2012年9月21日、市議会9月定例会の最終日において、定数を34から28とする条例案が可決され、2015年の市議選から適用された[15]

2019年5月1日現在。

マルエス主婦の店は閉店後、弘前市内の一部店舗がユニバース(Uマート)に引き継がれた。

銀行

政策金融機関

協同組織金融機関

証券会社

市内では日本郵便が郵便事業を行っている。以下は日本郵便の市内における拠点一覧。

弘前市の中心市街地は、藩政時代に築かれた城下町の町割りを原型に発展した。 1894年(明治27年)、奥羽本線の停車駅として弘前駅が開業すると、城下町から弘前駅に向かって市街地が拡大し、1898年(明治31年)の陸軍第八師団の軍施設が設置・整備されたことで、市街地は南へ拡大した[17]

2015年(平成27年)の時点で、弘前市内は土手町を中心とした半径2.5kmの範囲[17] にまとまりのある市街地が形成されている。

中でも藩政時代から商業が栄え、明治時代商店街化した土手町周辺と、官設鉄道の弘前駅が開業したことで開発が始まり、戦後は再開発を繰り返しながら商業地化した弘前駅前地区表町駅前町駅前大町など)という2つのエリアを中心に、百貨店駅ビルなどの商業施設や飲食店が集中している。

また、弘前公園周辺(特に上白銀町下白銀町)は、弘前市役所青森地方検察庁弘前支部、青森地方裁判所弘前支部などの施設が存在する官公庁街を形成しており、駅前と土手町、官公庁街という3つのエリアを結ぶように100円バス土手町循環100円バス)が運行されている[18]

土手町とその周辺は、藩政時代から参勤交代時の羽州街道に通じる道として町家が形成され、明治時代になると商店街化された。

藩政時代には、本町が弘前城下の中心街的地位にあったが、1907年(明治40年)頃には陸軍第8師団の設置による人口増加、購買力の変化等の影響で、中心商店街的地位が土手町に移っている。

大正時代には、東北地方初のデパート[19]かくは宮川」が土手町に開店するなど、近代的な都市文化が花開いた。

1950年代には弘前電気鉄道大鰐線が開業。この路線の始発・終着駅である中央弘前駅が、土手町からほど近い吉野町に開業すると、中央駅周辺は歓楽街として発展した。

さらに、1960年代以降は「カネ長武田百貨店」、五所川原市から進出した「中三百貨店」などの百貨店が土手町に店を構えるようになり、土手町とその周辺は弘前市内でも有数の商業集積地域となった結果、現在に至るまで弘前市内の中心市街地に位置付けられている。

JR弘前駅を中心とする弘前駅前は、明治時代に官設鉄道の駅である弘前駅が開業したことで開発が始まった。その後、陸軍第8師団司令部設置による軍施設が整備されたことにより、市街地が南部に拡大した[17]

戦後は、駅前に小売店舗中心の商店街が形成されたが、1979年(昭和54年)、闇市時代以来の街並みが残る駅前地区に対して市民からの批判が高まった[20] ことで、駅前地区の土地区画整理事業が始まった。事業がきっかけで小売店は姿を消し、代わりに大規模なホテルや、イトーヨーカドー弘前店などの商業施設が建ち並ぶようになった。

1980年代から1990年代にかけて、駅前地区には駅ビルショッパーズ弘前(現:ヒロロ)などの商業施設が開業し、現在の駅前地区は弘前市内の交通・物販・飲食などの複合的中心地として機能している。

2006年(平成18年)2月27日、弘前市と合併した旧岩木町は、青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線に沿うように市街地が形成され、賀田地区周辺と、岩木川沿いの東部市街地という2つの市街地を有している[21]

平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、3.30%減の177,411人であり、増減率は県下40市町村中5位。


※以下は廃校。

弘前バスターミナルが中心となる。国土交通省東北運輸局の「東北運輸局管内の高速バス輸送実績」より2005年(平成17年)度の利用客数を付記

市内の路線バスは全て弘南バスが運行。

ほか

※ 「重要文化財」は文化財保護法の規定に基づき国(日本国文部大臣)が指定した重要文化財を指す。

(年代順)

本町 | 元長町 | 元大工町 | 上白銀町 | 塩分町 | 森町 | 覚仙町 | 在府町 | 相良町 | 茂森町 | 新寺町 | 新寺町新割町 | 北新寺町 | 西茂森 | 茂森新町 | 南塘町 | 鍛冶町 | 新鍛冶町 | 桶屋町 | 銅屋町 | 南川端町 | 北川端町 | 土手町 | 山道町 | 住吉町 | 松森町 | 楮町 | 和徳町 | 代官町 | 植田町 | 緑町 | 萱町 | 上瓦ヶ町 | 中瓦ヶ町 | 南瓦ヶ町 | 北瓦ヶ町 | 坂本町 | 山下町 | 徒町 | 田代町 | 西川岸町 | 徒町川端町 | 徳田町 | 南柳町 | 北柳町 | 南横町 | 北横町 | 茶畑町 | 堅田 | 野田 | 神田 | 宮川 | 親方町 | 一番町 | 百石町 | 百石町小路 | 鉄砲町 | 上鞘師町 | 下鞘師町 | 元寺町 | 元寺町小路 | 下白銀町 | 東長町 | 大浦町 | 蔵主町 | 長坂町 | 笹森町 | 田茂木町 | 田町 | 八幡町 | 禰宜町 | 亀甲町 | 若党町 | 小人町 | 馬喰町 | 春日町 | 栄町 | 西城北 | 東城北 | 宮園 | 山王町 | 馬屋町 | 鷹匠町 | 新町 | 南袋町 | 駒越町 | 平岡町 | 西大工町 | 袋町 | 五十石町 | 紺屋町 | 和田町 | 城西 | 河原町 | 樋の口 | 茜町 | 樋の口町 | 南城西 | 富田 | 吉野町 | 紙漉町 | 桜林町 | 富士見町 | 西ヶ丘町 | 寒沢町 | 桔梗野 | 樹木 | 表町 | 大町 | 駅前町 | 駅前 | 東和徳町 | 高崎 | 南大町 | 松ケ枝 | 俵元 | 和泉 | 品川町 | 御幸町 | 大富町 | 富野町 | 文京町 | 富田町 | 南富田町 | 豊原

稔町 | 清富町 | 旭ケ丘 | 緑ケ丘 | 清水 | 大原 | 桜ヶ丘 | 大開 | 金属町 | 青樹町

向外瀬 | 青山

小比内 | 福村 | 早稲田 | 川先 | 外崎 | 城東 | 城東中央 | 城東北 | 稲田 | 高田 | 末広 | 田園

三岳町 | 学園町 | 北園 | 松原東 | 松原西 | 広野 | 取上 | 清原 | 安原 | 泉野 | 大清水

中野 | 城南

浜の町東 | 浜の町西 | 石渡

小沢 | 若葉 | 自由ケ丘 | 清水富田 | 坂元 | 悪戸 | 下湯口 | 常盤坂

撫牛子 | 大久保 | 津賀野 | 百田 | 向外瀬 | 清野袋 | 岩賀

小比内 | 扇町 | 新里 | 福村 | 福田 | 境関 | 豊田 | 高田

門外 | 堀越 | 川合

清水森 | 松木平 | 小栗山 | 原ヶ平 | 大和沢 | 一野渡 | 狼森 | 千年 | 富士見台 | 館野 | 山崎

浜の町北 | 藤野 | 萢中 | 藤代 | 土堂 | 石渡 | 外瀬 | 町田 | 藤内町 | 八代町 | 船水 | 中崎 | 三世寺 | 大川

高野 | 館後 | 国吉 | 黒土 | 吉川 | 桜庭 | 平山 | 米ヶ袋 | 中野 | 中畑 | 番館

蒔苗 | 富栄 | 細越 | 折笠 | 宮舘 | 中別所 | 弥生

元薬師堂 | 独狐 | 前坂 | 高杉 | 糠坪

楢木 | 鬼沢 | 貝沢 | 大森 | 十面沢 | 十腰内

青女子 | 種市 | 小友 | 三和 | 笹館

石川 | 小金崎 | 大沢 | 乳井 | 薬師堂

駒越 | 真土 | 龍ノ口 | 鳥井野 | 如来瀬 | 兼平 | 一町田 | 熊嶋 | 高屋 | 賀田 | 八幡 | 愛宕 | 鼻和 | 五代 | 宮地 | 新岡 | 葛原 | 新法師 | 高岡 | 百沢 | 常盤野 | 横町

湯口 | | 黒滝 | 五所 | 水木在家 | 紙漉沢 | 坂市 | 藤沢 | 相馬 | 大助 | 藍内 | 沢田

弘前市中心市街地周辺の空中写真。2016年撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
岩木庁舎
明治時代からの市街地 土手町
戦後以降の市街地 駅前地区(写真は駅前町
弘前市中心市街地周辺の空中写真。1975年撮影の8枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
JR弘前駅中央口前の様子
弘前市立博物館
夜桜ライトアップ(弘前公園)
夜桜ライトアップ(弘前公園)
弘前市立観光館(追手門広場)
弘前市立観光館(追手門広場)
旧弘前市図書館(追手門広場)
旧弘前市図書館(追手門広場)
ミニチュア建造物群(追手門広場)
ミニチュア建造物群(追手門広場)